「国際教育研究拠点における 農林水産分野の研究に関する要望書」を提出しました
2021年12月27日
国際教育研究拠点における農林水産分野の研究に関する要望書(PDF)
令和3年12月10日
復興大臣 西銘恒三郎 殿
復興農学会1) 会長 生源寺眞一
現在国際教育研究拠点について議論されているところ2)でありますが、農林水産分野の研究に関しては、一般的な研究テーマのみならず、下記のような福島県特有の課題を解決する研究テーマを加えることを要望します。
- 原発事故で傷ついた農林水産業を再生する視点で地元に密着しながら世界の農業問題に貢献できるような研究。
・地域バイオマスと土着微生物を使って堆肥をつくり除染後の土壌肥沃度を向上させるための研究
・通信インフラを整備しつつ中山間地域で使える小規模スマート農業の研究、など - 原発事故で失われた農村コミュニティを再生する社会科学的視点を取り入れて都市と農村の格差を和らげるような研究
・伝統的な生活・食文化を守りながら小規模家族農業でデジタル田園都市・農村を実現するための研究、など - 福島県内にある既存の研究機関(大学・農業試験場等)と国立研究開発法人・国立大学法人が連携して行う研究
・福島県の地理・気候風土を活かして総合的に進める共同研究、など - その他の国際教育研究拠点で取り組むべき農林水産分野の研究テーマ(<--クリックしてアンケートに答える形で研究テーマをお書込みください)
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